当市場は、大正9年(1920年)1月に市立神戸屠場として開場。
その後、昭和40年(1965年)5月からは、卸売市場法に基づき全国で7番目の中央卸売市場食肉市場として開場しました。以来、神戸市民をはじめとする全国の消費者の方へ安全・安心・高品質な食肉を安定供給するという役割を担ってきました。
当市場の特徴としては、西日本を中心に全国各地から銘柄和牛が集荷され、全国的にも珍しい黒毛和牛をメインにした市場となっています。中でも純粋血統を保持する兵庫県産黒毛和牛から生産される「神戸ビーフ」「但馬牛」は国内外問わずトップクラスの評価を得ている銘柄牛であり、西部市場がその大きな拠点となっております。また、豚は、等級が上クラスの割合が多く、「神戸ポーク」をはじめとする神戸近郊の高級な豚肉を出荷しています。
1920年1月 神戸市立と畜場開場
1960年12月~1963年9月 改築第1・2・3期工事着手
1964年12月 中央卸売市場食肉市場として農林大臣認可
1965年5月 神戸中央卸売市場食肉市場開設
1965年11月 神戸中央畜産荷受株式会社設立
1966年11月 神戸中央畜産荷受株式会社として農林大臣認可 卸売業務開始
1978年3月 食肉市場から西部市場へ名称変更(衛生局から経済局へ移管)
1989年 新西部市場整備基本構想
1991年 新西部市場建替整備基本計画
1992年 新西部市場建替整備実施計画
1993年 新西部市場建設工事着手
1996年 新西部市場本館完成
1998年 新西部市場建替完了
2014年 経営展望計画策定
2015年 開設50周年